東大麻酔科で研修すると・・・
臨床麻酔学、集中治療医学、危機管理学、疼痛管理学、医療安全学に関する幅広い知識と経験が身につきます。
教育リソース(図書館、豊富な文献アクセス、統計・解析ソフトウェアの無償供与、各種院内講習会など)を活用し、たっぷり成長して下さい!
豊富で多彩な手術症例
23室の手術室で年間1万件を超える手術件数があり、国立大学病院で1番多い症例数です。
また小児、成人、高齢者、大侵襲手術、産科、開心術、臓器移植、希少疾患、難病など、バリエーションに富んだ症例があります。
ハイリスク患者からの学び
特殊な合併症を持つ患者さんからは1症例ごとに幅の広い知識、スキルが身につきます。
同一施設で肝臓、肺、心臓、腎臓、角膜の移植を行っており、とりわけ心移植、肺移植、肝移植、心不全外科症例が多いです。
周術期をトータルで経験
術後ICUや、救急集中治療部へのローテーションにより、周術期をシームレスに経験できます。
充実した指導教育体制
様々なバックグラウンドを持つ指導医30数名による、距離の近い丁寧な指導が受けられます。医局員の展開する研究に関連した最新デバイス(例えばhttps://doi.org/10.1007/s00540-020-02804-9)に触れることが出来ます。
多彩な連携病院
東大麻酔科専門研修プログラムは23の連携病院で構成されます。国立の専門病院や地方の中核病院を含む、特徴ある病院での研修が可能です。
入局後は東大病院麻酔科で研修を行い、その後都心での研修先で研鑽を積みます。 もちろん、希望によっては遠方での研修も可能です。
臨床以外の勉強
定期的に開催される抄読会、症例検討会、講演、ハンズオンセミナーを身近に受けることができます。多くの仲間達と共に知識と実技を身につけることができます。
将来に向けて
ペインクリニック、緩和ケア、基礎研究、臨床研究など多くの麻酔関連活動に触れる機会があり、自分の将来のサブスペシャルティーを考えるのに最適です。
東大麻酔科は以下のような人材を育てたいと考えています
- Vigilance(警戒心)を持った臨床技能に優れた麻酔科医師
- アカデミック麻酔科医師
アカデミック麻酔科医
当医局では「アカデミック麻酔科医師」として、臨床に置いて学究的姿勢を持ち、臨床の疑問を文献的に解決する姿勢を持った医師、臨床、教育、基礎/臨床研究に意欲的に取り組み、進歩を目指す医師の養成を目指しています。
入局者は全国から
全国のあらゆる医学部より入局者が居ます。入局者の男女比は例年約1:1で、 本学出身者は約20-30%。様々な背景の仲間と共に垣根無く学ぶことが出来ます。
研修案内
研修を検討している研修医は、まず当科を見学してください!
※当科で初期研修を行った初期研修医は見学なしに専門研修プログラムへの登録が可能です。
東大麻酔科の見学モデル
見学申し込みフォーム送信後、メールにて日程調整を行います。下記1→3の流れで午前のみの見学が基本となりますが、遠方からの来院者や当直、COVID-19の感染状況等、状況に応じて対応いたします。
- 朝のカンファランス(7時40分)
- 麻酔導入の見学(8時~)
- 希望に応じてペインクリニックやICUの見学(10時30分~12時)
専門研修の手順について
研修の希望を表明された方から面接を行い、結果をすぐにお知らせします。
専門研修プログラム問い合わせ先
UTokyoAnesth@adm.h.u-tokyo.ac.jpまで。ご不明点はお気軽に連絡ください。